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季刊ペースで人力飛行機や鳥人間コンテストについて情報を追い掛けるブログ

08’鳥コン覚え書き 4 人力プロペラ機ディスタンス部門

9月中に終わらせるつもりだったのにorz

記録

  • 優勝 東北大学Windnauts 36,000.00m

大記録達成!おかえりなさい!最初は琵琶湖大橋方面に向かうようなニュアンス?風向きの変化で予定外の旋回?風的に苦しかった飛行。「琵琶湖の女神」が微笑んだよう。鳥とのランデブーはその象徴か。

  • 二人乗り機新記録 芝浦工大 Team Birdman Trial 3,044.00m

もっと時間を取って欲しかったフライト。飛び出しは多少不安定?機体の限界まで行った感じ。インパクト的には東北より強かった。

  • 京都大学 Shooting Stars 2,015.38m

5月のクラッシュから復活。終始安定したフライト。ここら辺に壁があるのか。

フェアリングがかっこいい。飛び出しから高度が低い。風が5m以上との表示。「ざけんな!」どんどん流される。運が悪かったとしか言いようがない…残念。

プロペラ機初とは思えない飛行。粘りも見事。

フェアリング後部が気に入った(Xのような)。もう少しコンパクトな機体を見てみたい。二重反転先尾翼やめないで!

安定している。もう少し粘って欲しかった。「壁」がある?

高度上下が激しく、バランスが取れていない感じ。今後に期待。

  • 横浜国大 横浜AeroSpace 57.51m

主翼根元からねじり下げ。先尾翼がんばれ。

主翼ねじり下げ。昨年と同じに見えた。

  • COOLTHRUST 51.98m

飛び出しから曲がっていた?主翼右真ん中辺りが折れた。クラッシュからここまで……すごい。ガンガレ。超ガンガレ。

特徴的な逆Y字尾翼。引き起こせず。来年期待。

機体未完成とのうわさ。

感想

今年は記録に残る年になりました。東北大学が36kmフライトを達成したのです。そこでアナウンサーの方が「鳥人間の未来を開いた!」と言われていましたが、果たして本当にそうでしょうか?
僕が考えていることは「鳥人間の目標が無くなってしまうのではないか?」ということです。36kmを達成した今、次に目指すのは何なのでしょうか。50kmフライト?日本記録
ほとんどのチームにとっては目標は存在しつづけます。しかし、36kmフライトを達成してしまった今、トップチームは「琵琶湖か、公式記録か」を選択する時に来ているのではないでしょうか。