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季刊ペースで人力飛行機や鳥人間コンテストについて情報を追い掛けるブログ

鳥コンを復活させるために頑張って考えてみた

くよくよしたって仕方がない。

272 NASAしさん 2009/01/16(金) 18:26:44
>>267>>268
うざいかもしれんが視聴者のご意見=スポンサーの目的=番組が制作される元として見ておけ。
速+のスレとか見てると「対岸に行ったところで終わった」って書き込みが結構多い。
往復達成なんて知られない、もしくは大して意味のある事と思われて無い。

一般人も「ただ距離が伸びるだけで進歩して無い」てのを見抜いてるんだよ。

何か新しいチャレンジをしないと鳥コン復活は危ないかも知れんぞ。
ここは学生さんが多いだろうから若い頭で考えてみろや。
技術的探究心とテレビ的見栄えを両立できるものを。

じゃあ考えてみようじゃないか。鳥コン復活の方法を。

  • 人力プロペラ機ディスタンス部門の廃止

距離的に限界に達し、もはや運(風)と体力勝負になっているディスタンス部門は廃止する。

  • プロペラ機における滑空要素の導入

たとえばペダルを漕ぐ回数の制限とか。「どこで何回漕ぐ?」とか滑空性能の追求とか作戦で優勝するチームも出てきそう。

こちらも記録の限界が近づいていると思われる。職人的な操縦技術でないと500mなんて出せないだろう、と。ただし、こちらはスピード感があるのでエキシビジョンという形で残してもいいかも。

  • 滑空機部門フォーミュラクラスの強化

もはやフェードアウト寸前になっているフォーミュラクラス*1をメインに据える。鳥人間の原点回帰を目指す。

  • コミカル部門の復活

鳥人間コンテスト」と言うと「あー、あの落ちるやつね。ドボン面白い」という声も*2多い。他人の不幸は蜜の味、という言葉もある。では、その「面白さ」を追求した部門が復活しても良いのではないか。*3

  • チャレンジ部門・人力ヘリコプター部門の復活

鳥人間の原点は「空を飛ぶという人間の夢」ではなかったか。それならば「夢」にチャレンジするチャレンジ部門、夢の途中で部門が消えた人力ヘリコプター部門の復活もあっていい。

  • 材料費の制限

お金をかければいいものができるのは当然だ*4。限られた予算の中でどうやりくりするか、というのもおもしろい。

  • 番組構成の見直し

無駄に芸能人を呼ぶ必要はない。もっとストイックに、9時からの大人向け番組にするという選択肢もある。

  • 「THE BEST OF BIRDMAN賞」の見直し

去年は影の薄かったこの賞。優勝チームにあげちゃうのはおかしい。結果は出なかったけど、アイデアがすごいとか、後もう一歩!とかそんなチームにスポットライトをあてる賞であるべき。

  • バックアップ体制の強力化

日本航空協会からはもちろん、どこか強力なバックアップ企業が必要だ(できればアシモが来てほしいな)鶴丸とか、ポケモンジェットとか。



今の鳥コンは「アイデアだけで出てきました!」というチームが少なく、ダイタロス型の比較的堅実なチームが飛距離を伸ばす傾向にある。もちろん「今年は○○を重視して〜」とか「○△□機構積んでるよ!」とかいう工夫は各チームあるはず。しかし、その工夫が見ている側からわかりにくいのも事実なのではないだろうか。もっとわかりやすい、「アイデア対決!」とかいった雰囲気の方が楽しめると思う。その意味で、僕はチャレンジ部門の復活を一番に推す。
また、滑空機部門フォーミュラクラスのような、各種の制限も設けるべきだろう。制限の中での創意工夫は、やっていても見ていても楽しい。


鳥コンは1年のブランクをはさみます。が、来年生まれ変わって盛大に開かれることを期待し、1年いろいろと考え、実行していこうと思います*5

*1:翼幅12m以内で競う種目

*2:残念ながら

*3:むしろ海外ではこっちが主流だったりする

*4:もちろんそれだけではないけど

*5:まあリアルでは鳥コンから離れることになってたり。落ち着いたら詳しく書く