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季刊ペースで人力飛行機や鳥人間コンテストについて情報を追い掛けるブログ

鳥コンで障害を負ったパイロットが裁判を起こす【追記:雑誌記事がyahooに掲載】

鳥コンで大怪我、というのは残念ながら数年に1度出てしまう事案ではあるのですが、この度裁判を起こされた方がいらっしゃるそうです。今日発売の「女性自身」に記事が掲載されているそうで。

この方は2007年の鳥コンに出場し、着水の際に負傷。その後遺症で「脳脊髄液減少症」を患い、以後日常生活に支障を来す程の障害が残ったそうです。脳脊髄液減少症については以下のリンク等で大まかなことが掴めます。

何らかの理由で髄液を包む硬膜に傷が入り、継続的に髄液が漏れ続けることで、激しい頭痛や様々な全身症状を呈するのが「脳脊髄液漏出症」です。脳脊髄液漏出症は、体や頭に対する強い衝撃を受けることで発症することがあります。

まだ件の記事を読んでいないので裁判がどのような争点で争われるか、等細かなことは分からないのですが、このようなことが鳥コンで起こりうるということを認識することはとても重要なことであると思います。金属部品を含む「機械」により「10mの高さからダイブする」という特異なイベントはそうそうあるものではありません。バラエティ番組ということで見逃されてきた面もありますが、人力飛行機は模型ではなく人を載せているということをより一層認識する必要があるのではないのでしょうか。
今年も鳥コンは開催されます。けが人を出さない大会になることを願ってやみません。

追記(6/22):雑誌記事がyahooニュースに掲載される

雑誌記事がyahooニュースに掲載されています。被告が大学や読売テレビ、サークルの責任者と設計者などであることが記されています。「雑誌を買いにいけなかった」という方はぜひご一読を。