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季刊ペースで人力飛行機や鳥人間コンテストについて情報を追い掛けるブログ

飛騨エアパークでのTF中事故で消防が出動、パイロット含む関係者に怪我無し


人力飛行機が風にあおられ木に引っかかる事故 操縦者は2時間後に救出 岐阜県高山市 (20/10/18 17:57)

2020年10月18日に名古屋工業大学人力飛行機研究会NIEWsさんが実施されたテストフライト中にクラッシュが発生し、救助のため消防が出動する事態となったとのこと。幸いにもパイロット他の関係者に怪我はなかった模様です。
名古屋工業大さんの報告(上記リンク参照)によれば、機体はロールアウト後1回目のフライト。重心位置を確認するためのジャンプ飛行を行っていた際、横風に機体が煽られ滑走路脇の林に突っ込む形となってしまい、スカイスポーツで言う「ツリーラン」の状態となってしまったとのこと。自力での救出が困難となってしまったとのことです。

この事故に関しては、「飛行機はペダルをこいで飛行するタイプ(名古屋テレビ)」「発泡スチロールのような物で手作りされた機体(東海テレビ)」「グライダーの練習をしていた(岐阜新聞)」などと色々なワードが飛び交っていることが興味深く、人力飛行機を社会としてどう扱うべきか*1という視点からも気になるところはあるのですが、とにかく関係者が無事で何よりです。
また、人力飛行機の安全対策については弊ブログでも過去に以下のようなエントリを書いています。参考程度にどうぞ。
jinrikiplane.hatenadiary.com

*1:もしかすると法規からも?