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季刊ペースで人力飛行機や鳥人間コンテストについて情報を追い掛けるブログ

2022年秋の朝ドラが人力飛行機を題材に、主演はなんと福原遥さん

2022年10月から放映されるNHKの朝ドラ(朝の連続テレビ小説)が今日発表されたそうなのですが、題材が人力飛行機(と五島列島東大阪)ということです。しかも主演があの福原遥さんということで、一部に二重の意味で衝撃が走っています。

<役柄:岩倉舞(いわくら・まい)>*1
(前略)飛行機へのあこがれから、大学で人力飛行機サークルに入ってつくり手として活動するが、ひょんなことからパイロットに転身することになり、自らが大空を飛ぶことを経験。大きな感動を覚え、旅客飛行機のパイロットを志すようになる。

あらすじではこの後「電動小型飛行機」も扱うとのことで、今流行りの「空飛ぶ車」とも絡めた物語が展開されそうですが、なにはともあれ人力飛行機です。朝ドラに人力飛行機が飛びます(たぶん)。どういう扱われ方をするんだ、どこかのチームが映像なり機体なりを提供するのか……と妄想は尽きませんが、今期の「カムカムエブリバディ」などで朝ドラのリズムに体を慣らしながら楽しみに待ちましょう。

また、見逃せないのが主演が福原遥さんであるということ。福原遥さんといえば、NHK教育の料理番組で「クッキングアイドル」として注目を浴びたことで有名。その後もこつこつと芸能活動を続け、最近では実写ドラマ版「ゆるキャン△」でも好演されていた方です。10年以上前のtwitterでのまいんちゃんフィーバーがうすぼんやりと思い出されるところではありますが、「あのまいんちゃんの」と形容されなくなる程のキャリアを積み重ねられた方であることも確か。大阪局制作の朝ドラとしては久々のオーディション選出ということもあり、熱演に期待したいところです。しかし「まいんちゃんが朝ドラで人力飛行機」って10年前ならほら話ですよ!

ところでNHK大阪局制作の朝ドラといえば、大傑作「カーネーション」の翌年に超賛否両論の「純と愛」を放映するなど、だいぶ振れ幅が激しいとも聞いたことがあります。特に工学系の演出のところがどうなるんだ、今度は2時間映画でなくて半年だぞ、と一抹の不安がないこともないですが、その不安も楽しみに変えるのが作法というものです。1年後に空飛ぶ車の流行り方がどういう方向に向かっているのかも含めて、色々見逃せない作品となりそうです。たぶん空飛ぶ車は笠岡で飛ばすと思う。

*1:注:主演紹介より

鳥人間コンテスト2021、公式発表の無いまま開催週の週末へ【9/1TV放映】

出場チームの発表も無し。「番組の収録」という原点へ回帰か

6月に「開催について慎重に検討している」とリリースが出た鳥人間コンテストですが、その後何の公式発表のないまま開催週の週末を迎えることとなりそうです。
鳥人間コンテストは例年であれば7月第4週の週末に開催されます。また、出場チームについても6月までには公式Webサイト上で発表されるのが慣例となっています。が、今年は未だ出場チームの発表がなく、開催の可否すら発表されていません。
ただ、鳥人間コンテストあくまで「テレビ番組の収録」という前提で開催されており、開催前に「やる」「やらない」を発表する必要はありません。開催するなら地元自治体との調整は必須でしょうが、開催後に「無事開催しました」と一言発表すればいいだけの話ですし、場合によってはそれすら不要と考える向きもあるかもしれません。

昨今の状況から言えば、出場者以外の観覧は避けるべきであり、野次馬が集まりかねない情報の公開に慎重になるのも理解はできるのですが……。もし開催されるのであれば、出場者の方においては熱中症対策をお忘れなきよう。いずれにせよ、私はテレビ放映を楽しみに待ちたいと思います。

【追記7/26】無観客開催を公式発表。応援団も無し

7/26に公式webサイトで発表があり、今年の鳥人間コンテストは無観客開催となることが告知されました。

今年も一際暑い夏の到来となりましたが、鳥人間ファンの皆様に今大会についてお伝えさせていただきます。
長らく協議を続けて参りました「鳥人間コンテスト2021」は、無観客開催による番組収録として実施する運びとなりました。

応援団の収録も行わず観覧席も設置しない、さらに観覧に訪れた部外者には「お帰り頂くようご案内させていただく」とのことです。まずは無事に開催に向け動いていることに安心しましたね……感染の再拡大も続いておりますので、くれぐれもステイホームでということで。

鳥人間コンテスト2021は開催協議中 / 愛媛大さんのオンライン署名始まる

鳥人間コンテスト2021、「慎重に協議をし、検討」中

開催まで1ヶ月ほどとなった鳥人間コンテストですが、6月21日付で公式サイトに以下の声明が発表されました。短いリリースですので、以下全文転載します。

琵琶湖の夏の風物詩・鳥人間コンテストの季節が近づいてまいりました。
昨夏はコロナウイルス感染拡大の為、残念ながら開催を断念いたしました。

今年の鳥人間コンテストですが、今なお続くコロナ禍の中、安全に開催できるかどうか、現在、開催地や出場予定チーム等の関係各所と慎重に協議をし、検討しております。

具体的な方針が決まり次第、お知らせさせていただきます。
今しばらくお待ちください。

ということで、現状でも開催は流動的な状況とのことです。出場を辞退されるチームも相次いでいます。関東では新型コロナウィルスの感染者がじわりと増え始めています。一方、琵琶湖ではプラットホームの仮設工事が始まっているとの話もあり、開催準備が進められているのは確かなようです。

愛媛大学航空力学研究会、作業場の確保に向けオンライン署名を開始

これまで歴代工学部長の厚いサポートによりお認めていただいていた,工学部構内での製作を,昨年から現工学部によって使用禁止にされています.

人力飛行機の保管及び製作の場所を,愛媛大学内にご提供いただけるよう,ご協力いただけないでしょうか.よろしくご検討下さいますよう,何卒お願い申し上げます.

愛媛大学航空力学研究会(二宮翔会)さんがオンライン署名活動を開始されています。大学の安全対策強化に伴い、構内での作業が許可されなくなったとのこと。作業場の確保継続を求める動きとして、オンライン署名を開始されたようです。
ざっと調べてみると、近年愛媛大学で起こった火災として以下の3件が見つかりました*1。3件のうちサークル活動が関連するのは1件。ただ安全対策については、他大学で発生した白熱電球による火災事故等も考慮に入れている可能性があり、この措置が妥当かどうかはなんとも言えません。

ここからは私見になります。
学生の活動をアンダーコントロールに置きたい、みたいな動きは自分の母校でも聞くことがあり、なんだかなーと思うところはあります。制御された活動からは予想以下の成果しか出てこないんじゃないかと。一方で、リスクの最小化というのが求められる世の中、何か事が起こるとあらゆる関係者が叩かれるような世の中ということもあり、大学の判断を全面的に批判することもやりづらく。難しいですね。

*1:以下の火災が署名ページで述べられている件であるかは分かりません

第43回鳥人間コンテスト(2021)当落まとめ(9/1 21:10)

鳥人間コンテストの当落情報を簡易的にまとめています。コメント欄もしくはtwitter@jinrikiplaneで情報お待ちしてます。なお、部門分けは暫定的かつ間違いも含むものであることをご了承ください。

公式webサイトで発表がありました

8/20には発表されていたようです。滑空機部門12チーム、人力プロペラ機部門11チームとやはり例年に比べれば狭き門となりました。

人力プロペラ機部門

滑空機部門

落選

本年度出場見送り【更新中・確認中】

*1:現校名、つまり「府立」は今年でラスト

*2:初出場!