Unknown -はてなブログ版-

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僕の私のtwitter論―語りたくなるメディア

このエントリからはや3ヵ月が経ち、既にtwitterは自分の生活の一部と化しています。ここいらで何となく覚え書きしておきたくなったので書いてみるテスト。
既にtwitterについてはあちらこちらで散々書かれているので言うまでもないかもしれませんが、一応書いておくと140字以内の「つぶやき」を軸にしたコミュニケーションツール、いわゆるマイクロブログです。特徴的なのはTL(タイムライン)と呼ばれるページ。ここには自分が登録したユーザーのつぶやきが時間順に羅列されています。
で、3ヵ月使って感じたのはその可塑性の高さ。twitterって本当何にでも化けるのです。例えば「ただいま」「寝る」「ドロリッチなう」なんて書き連ねるライフロガーだったり、@ユーザー名で相手にすぐつながることを利用した簡易チャットツールであったり、各ニュースサイトのアカウントを利用したRSSリーダーであったり……140字だったら簡単な意見表明だってできてしまうわけで、そんな意味ではブログや掲示板も兼ねてしまうわけです。まさに百人十色の世界。その可塑性の高さがtwitterの特色だと思います。
さらにその可塑性の高さは別の利点をも生み出します。それはつまり「語られやすさ」です。他の人のtwitterへの言及を見ると「いや俺の場合はだな」と感じずにはいられない。百人なら百通りのtwitter論があるわけです。だから今でも「初めてのtwitter」とか「質の高いtwitter」とかいろんなエントリが出てきていて、人目につきやすくなっている。ブログが「宣伝するメディア」ならtwitterは「人に話したくなるメディア」なのではないでしょうか。
まあこんなこと普通なら「twitterってその可塑性に魅力があるんじゃないか。百人十色だから話したくなって、それが口コミになる」とかいう感じでつぶやいちゃうんでしょうけど。そこは風の吹き回しってことで。