鹿児島からつくば目指して三千里。高専生の勉強会のような何か、高専カンファレンスが宇宙をネタにして開催されるというので参加してきました。以下箇条書き感想。
- 基調講演(1)
- ISSの日本実験棟「きぼう」の開発に携わって20年以上、な方のお話
- 実際に携わった方の話程面白いものはありませんて。作ったはいいものの組み付かなかったという足場の話には笑った。
- 計測について。表示された値と真の値には必ず誤差があり、測定器の原理と誤差については絶対に把握しておく必要があるという話は身につまされました。誤差はほーらー出てくるー突然くーる。
- "End to End検証""「想定外」は無いが「諦め」はある"など、ゆっくり考えるなり調べるなりしたいことも。思考停止しないこと。
- ISSの日本実験棟「きぼう」の開発に携わって20年以上、な方のお話
- 基調講演(2)
- 起業して小型衛星の電源系を手がけられている方の話
- 新鮮だったのは「超小型衛星はアイデア待ち」との言葉。ビジネスを軌道に乗せるにはもう一捻りして需要を掘り起こして行かないといけない、今はそれに向けた仕込み自体がビジネスになっている段階だと。
- Faster,Better,Cheaperがキーワード。顧客主義。
- 27歳で「どうにかなるやろ」と企業されたとの話には、ああ人生どうとでもなるものなのかなあと。ちょっと自分は考え過ぎなのかなとか。
- 起業して小型衛星の電源系を手がけられている方の話
- 一般講演
- 私です。種子島のコンビニの話をした人です。
- ごめんなさいごめんなさい
- 自分の発表に関してはスペスク/ロケコンのことに関して絞って話したほうが良かったなと。まあ次はもっとうまくやりたいですね。
- JAXAをもっと使ってみよう、機会はあるとのお話。自分には少しハードルが高いかなという思いは変わらず。あーたーまー
- 商社でイオンエンジン開発をやられてる方の話。真空試験は時間的なコストが痛い、というのは社会人ならではの視点。
- 宇宙×○○な色々。宇宙で切削加工するという論文があるという話は始めて聞きました。理論的なものかな、調べてみよう。
- (電動)ポンプ屋さんのお話。試算からのお話は具体的で凄く面白かったです。
- 「3.7kwで大きいポンプと言われる世界なのにロケットエンジンだと500kw級が」これはひどいww
- 極限状況で超大出力、液体エンジンの難しさの一端を見た気がしました。
- "研究報告11 なつのロケットは本当に飛ぶか!?"帰りの飛行機で読む。
- 懇親会
- 専門なんて関係ない、趣味を仕事にするには覚悟がいる、でも日々の仕事は結構地味だよとかそんな話をぐだぐだと。
- もう少し学生の皆さんと話せばよかったー!後悔はしてないけど!
運営の皆さん本当にお疲れ様でした。機会があればまたご一緒できればと思います。自分にとって今回の会は凄く有意義と思います。
あ、あとおのぼりさんしてました。エアロベースの人力飛行機モビールを買えたのが嬉しかったです。Albatross'79ぺろぺろ。あと10面ダイスも買ったり。
ああ、あと八重洲ブックセンターにはなんというか圧倒されましたね……ベストセラーから新刊まで全ての品揃えが売れる、いや売るんだという自信に満ちているような気がしました。その雰囲気に呑まれて(調子に乗って)専門書を買ってしまいましたよ……お財布が泣いています。
次はもう少しゆっくり観光してみたいですね。来年引っ越して落ち着いたら行ければいいなあ……神保町の秋のフェアの時期に。