3年間活動していた部活を潰しました。どんどん部員が減っていき、ついには部長(自分)を残して誰もいなくなって。自分自身が活動を続ける気力が無くなっていたこともあり、辞める決心が付きました。今後部員が入ってくる可能性もなくはないですがまあないでしょう。
このことが確定してからずっと色々考えてきたのですが、新年度の始まりということもありますし、ここらで一回考えをまとめてみようと思いました。3年間のたうち回り走って止まって唖然として。その末のまとめ、一区切りです。
人が離れるとどうにもならないということ
入った時点で既に部員数は漸減傾向にありました。人が離れると知恵が減ります。お金も減ります。大抵の場合はやる気も減ってきます。人は宝、財産ということが身にしみました。
上の人は大事だということ
正直、顧問とそりが合わなかったことも大きいです。最初から最後まで振り回されっぱなしでした……学生(生徒)の活動の場合、顧問の存在はかなり大きいので、慎重になったほうがいいのかもしれません。口は出さずに印鑑だけくれる人が楽かも
リーダーシップは必要だということ
2年目の秋からリーダー的な存在を押し付けられ任せられるようになりましたが、客観的に見て良いリーダーとは言いがたかったと思います。だいたい一人で色々なことを回していましたが、ここで限界を感じたこと数知れず。最低でも「リーダー」と「首謀者」は分けたほうがいいと、今になっては思います。まあ自分の力が足りなかったと言えばそれまでなのですが。
世代が途切れると終わりだということ
最終的には自分と2つ下の部員の2人での活動となりましたが、なかなかどうしてうまくいかない部分が多かったように思います。こちらとしてもやりにくかったし、あっちからしてもとても付き合いづらかったでしょう。どうしても「同好の士」ではなく「上司と部下」の関係になってしまったことは大きな反省点です。「技術継承の危機」と言っている企業の苦しみが少し分かったような気がしました。
見通す力、見据える力は大切だということ
最後に、もう少し先を見ておけば、もう少し周りを見渡せばという悔いは残りました。助けてくれた人は多かったのに対し、悩んでいた時間は多すぎた。他にやりようはあったのではないか……次何かを為す機会があるとするならば、もう少し周りを見て、もう少し先を見るように心がけたいです。