日本大学NASG(mowe28)の記録飛行、霞ヶ浦で実行される
(事実誤認がありましたので大幅に加筆しております。申し訳ありませんでした。)
日本大学理工学部航空研究会(NASG)の霞ヶ浦における記録飛行の様子が伝わってきたので、リンクをぺたぺたと。
- nu press e-NEWS: 理工 人力飛行 世界記録更新ならず 離陸時高度出ず、追い風影響か
- 日本大学理工学部 - CST - College of Science and Technology, Nihon University
ひと通り経緯を書いておきます。mowe*128は、2011年の鳥人間コンテストに向け製作された機体でした。しかしその年、NASGさんは書類審査落選という結果に終わっています。その機体は保存してあり、霞ヶ浦で三角コースを周回する距離記録飛行への挑戦を試みることになっていました。これは数年来のプロジェクトであり、2012年にも同じ霞ヶ浦で記録飛行を試みていましたがその時は飛行まで至っていません。
で今回、2014年のチャレンジでようやくフライトにまで至ったとのこと。結果は上のリンクにある通り、離陸時に垂直尾翼を損傷してしまったということもあり、満足のいく結果とはならなかったようです。大学公式リリースが少し叙情的な表現になっているので、日本大学新聞のニュースの方がわかりやすかったりするのですが……なにはともあれお疲れ様でした。
ところで今年、NASGさんは琵琶湖で棄権という選択を取ったチームのひとつです。「飛ぶか?飛ばざるか?」という判断の様子はTV放映においても時間を割いて取り上げられていたので、記憶に有る方も多いのではないでしょうか。その機体、Mowe31もこのような形で陽の目を見ることになるのかもしれません。そういう動きがあれば、また拾っていきたいなと思っています。