お久しぶりです。んで、やっと鳥コンを見ました(やっぱりよかった〜)。そこで、とりあえず全部覚え書きしておきます。記録はここより。一言コメントをつけていますが、それは、こちらの私見コメントです。
また、写真はみたか+もばらアドベンチャーグループで秋元靖史氏からいただきました。(コメント返信遅くなりました。しかも変換ミスあるし(-。−;))毎年密な滑空機部門のレポートを書かれている方です。ありがとうございます。
オープンクラス
きれい・洗練。そんな言葉がぴったりな飛行。向かい風ながらも水面すれすれで高度を稼ぎ、後17mで500mフライトというところまで飛んだ。おめでとうございます。(追い風なら550mはいけると思う・・・。)
- 首都大学東京 MaPPL 311.38m(学生新記録)
学生記録を見事更新。学生が300mの壁を初めて越えた。
- FLYING FISH 272.52m(女性パイロット新記録)
機体を降下させ、水面1〜2mでの飛行。機体の力を引き出した。
- ふくちやま・舞夢MY夢 250.90m
元ボクシング世界チャンピオンの徳山昌守さんが搭乗。経験の差を機体で補い、初心者とは思えない飛行。
左右非対称機でよくぞ、の安定した飛行。
高度の上下が多かったが、200m手前まで飛行。
- 日大生産工津田沼航空研究会 192.14m
水面ぎりぎりでの飛行。まだいけたかな・・・。
- 都立航空高専Team ЯTR 138.19m
風に流され左から着水。風がなかったら・・・。
- チーム ハマハマ 78.52m
羽ばたき飛行に挑むも高度が足りずに着水。200mはいってほしかった。
水平飛行に持ち込むが、風にあおられる形で着水。伸びしろはあると思う。
- 日本文理大学 Wind Pilots 35.72m
滑空機最軽量(29kg)があだとなり、翼がねじれ墜落。
- チーム ランホリンクス 失格
飛び出し時に機体破損。離陸できず。
フォーミュラクラス
- <フォーミュラクラス優勝> Team Ocean Man 151.31m
翼が12mしかないとは思えない美しい滑空で優勝。おめでとうございます。
- AKAEDA’SFELLOWS 102.15m
風に流されながらも安定した飛行を見せる。
- 大阪工業大学体育会航空部 98.28m
揚力不足気味ながらも約100mを飛ぶ。
- 下総OSC+REDPHOENIX 74.80m
複葉機。かろうじて水平飛行。
- 静岡理工科大学Sky Traveler 71.40 m
風に流されながらの滑空。
- チーム てぷと 43.82m
あと少しで水平飛行。惜しかった。
- 大阪大学albatross 37.37m <審査員特別賞>
引き起こしに失敗。
3連覇ならず。引き起こしが遅く、滑空できなかった。
全体を通して
やはり、みたか+もばらアドベンチャーグループの飛行はすごかったです。芸術的でした。もう、あの飛行は世界でも1,2を争うのではないでしょうか。あとは、500m突破だけです。
ただ、滑空機という立場上500〜600mが頭打ちだと思います。これからは、独創的な機体がどんどん出てくるのではないでしょうか。大阪大学albatross(前進翼無尾翼機)などは、その先取りだといえます。
また、今年は向かい風2〜5mとなり、滑空機にとっては有利な条件となりました。水平飛行に持ち込んだ機体や新記録ラッシュの増加は、その関係だと考えられます。
さて、次は(いつになるかはわからないけど)タイムトライアル部門を書いてみたいと思います。