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季刊ペースで人力飛行機や鳥人間コンテストについて情報を追い掛けるブログ

07'鳥コン観戦覚え書き 2 人力プロペラ機タイムトライアル部門

さて、今日はタイムトライアル部門です。一言私見コメントつき。

結果

  • 大阪府立大学 堺・風車の会 4分37秒62 (1km通過2'22''51 1km再通過2'57''78) (大会新記録)

 設計速度秒速8・6mの高速を生かしきり唯一の完走。去年の雪辱を果たす。おめでとうございます。

 完走はしていないが実質上の2位。最軽量29kgの機体で目測1200m飛行。

  • つくば鳥人間の会 記録なし

 風に流されながらも目測600m飛行。来年は複葉で出てほしい。

  • 広島大学工学研究科 KAEDE 記録なし

 最小の翼幅22mやSDV(楕円クランク機構)を引っさげ、目測500mほど飛行。

 金色の名古屋らしいボディで目測400〜500m飛行。 

 いつもの低翼プッシャー機で目測300〜500m飛行。よく粘った。

 規則が低く、右に傾き着水。目測100m。

 翼がねじれ破壊。去年も同じようなトラブルを抱えていたが・・・。目測50m。

  • ドボン会 記録なし

 水平飛行直前で着水。目測40m。

考察

 堺・風車の会は見事でした。去年のチームエアロセプシーはかなり慎重な飛行だったので、「タイムトライアル」という飛行はこれが初めてでしょう。4分の壁との勝負になるのではないでしょうか。
 しかし、堺・風車の会しか完走者がいないというのはいろいろな意味でギリギリの線だと思います。もう少しいくと思っていたのですが・・・。風ですね。やっぱり。
 ただ、ここで距離を短くするとか、そういうことはやってはならないと思います。3年後ぐらいに3〜5機完走、という形になってくれればいいと思いますそれまで続けば・・・の話)。そういうチャレンジ精神が鳥人間だと思うんです。首都大学東京 鳥人間部 T−MITなどは二年連続で旋回手前まで行きましたしね。来年に期待、の種目です。
 
ディスタンス部門のアップはもう少し先になるかと・・・。ちょっと時間がないので。